絵画のように、句を味わう。|装句カンバス

十七音の向こうがわに、壮大なストーリーや美しい景色が広がってゆく俳句。
そんな俳句を、絵画のように額装して、鑑賞したい!と考えました。

その名も「装句カンバス」。俳句を飾って鑑賞するためのもので、「装句」は、句具による造語です。
主役となる俳句は、活字を拾って組んで刷る、昔ながらの活版印刷で仕立てました。

<b>■アートのように鑑賞する俳句</b>

読み手それぞれの解釈や景色が広がってゆく俳句は、アートや絵画のような奥深さがあると思います。
十七音とじっと向き合いながら、その世界に浸るのもまた、心落ち着くひとときです。
ただ、俳句は文字なので「飾って誰かに見てもらう」という機会が少ない作品。
そこで句具から、お気に入りの句と一緒に日々を過ごすための、俳句専用カンバスを提案します。
入選句やお気に入りの作品など、あなたの大好きな一句をさりげなく飾ってみてください。

<b>■活字を拾って組む「活版印刷」で</b>

俳句の印字は、活版印刷。活版印刷とは、活版にインキをつけて紙に一枚一枚押しつけて印刷する、昔ながらの印刷方法です。
圧をかけて刷るため、紙に独特な凹凸が生まれ、それが柔らかく温かみのある風合いを生み出します。

句具の装句カンバスは、文字データから版を作るのではなく、活版印刷職人が明朝体の活字を一文字ずつ拾い、昔ながらの道具を使って版を組んだのち、手動の活版印刷機で、一枚ずつ手刷りします。

<b>■活版職人による職人技「文選」</b>

大量にある活字の中から、使う活字を一本ずつ拾っていきます。この作業を「文選」と言います。
一文字ずつじっくり考えながら練っていく俳句と、一本ずつ時間をかけて「文選」していく活版印刷は、まるで同じ志を持つ仲間のよう。

飾るための俳句だからこそ、そうした同じ志の表現方法でかたちにしたいと思い、文選による活版印刷で額装しています。

今はなくなってしまったこの「文選」という仕事。
昔は文選工が、左手に箱と原稿を持ち、右手で活字を一本ずつ拾って、文選箱の中に並べていくという地道な作業をしていました。

俳句は難読漢字を使うことも多いため、この工房に該当する活字がない場合は、活字職人に鋳造を依頼します。
(稀に、活字職人が字の型を持っていないなどの理由で、活字が造れない場合があります。その場合は、平仮名への変更・句の変更、または注文のキャンセルなど、ご相談をする場合があります)

<b>■版を組んで、手動印刷機で手刷り</b>

活字を選び切ったら、いよいよ組版。
版を組むための道具(込めもの、インテル、ファニチュアなど)を駆使しながら、版を組んでいきます。

その後、手動の活版印刷きに版をセットし、手でガシャン!と刷ります。しっかり乾かしたら完成。
その後、額装をするための工房へ行き、フレームに貼り付けて額装します。

<b>■穏やかな風合いの「美濃和紙」</b>

装句カンバスに採用したのは、岐阜県美濃市に古くから伝わる伝統和紙、美濃和紙。
柔らかく落ち着いたマットな紙に、版を当て、手でギュッと圧をかけて刷るため、印刷した字にわずかなへこみが生まれます。
プリンター印刷では出ない、活版印刷ならではの温かみです。

<b>■シャープな印象のVカットフレーム</b>

落ち着いたグレー×白のフレームは「Vカット」という製箱技術により、製箱職人が、ひとつずつ手仕上げする、句具オリジナルのフレームです。
印刷してある美濃和紙が、まるで浮いているかのような佇まい。
俳句を引き立ててくれるスタイリッシュなフレームは、どんな部屋にも合わせやすいデザインです。
裏側には、壁に取り付けるための金具を備えています。

あなたの「とっておきの一句を飾る」ことで、俳句に触れる人が増え、俳句をもっとたくさんの人と一緒に楽しむ暮らしが広がっていき、いつかは「俳句を飾る」という文化をつくりたい。
そんな思いを込めて、ひとつずつ完全オーダーメイドで仕立てている「装句カンバス」です。

《ご注文前に必ずお読みください》
装句カンバスは、完全受注生産です。
購入後、お客様とのメールでのやりとりをさせていただき、制作します。購入前にこちらの注意事項をお読みいただき、ご承諾いただける方のみ、ご注文ください。
・<a href="https://ku-gu.com/news/5f864acc8ac3946fde9e5a31">装句カンバスをご注文いただく前に</a>